RICOH GR IIIx │ 最高のスナップシューター
これまでライカで撮るスナップ写真について書いてきましたが、今日はGR3xについて書きたいと思います。
このGR3xはフルサイズ換算で40mmのレンズを搭載しており、自分がいつも使っているライカのズミクロン50mmに近い画角です。
GRシリーズはずっと28mmレンズだったのですが、GR3xで40mmのレンズとなりました。
GRの良さはポケットに入るくらい小さいのに、写りが抜群に良いということに尽きると思います。持っている感覚はスマホより小さいですので、持ち歩くのは全くストレスがありません。
また、カメラを構えるという感じでもなく、歩きながらさっと取り出して、さっと撮るという感じです。
周りにいる人も写真を撮っていることに気づかないのでは?と思うくらいに気軽にスナップを楽しめます。
弱点があるとすれば、オートフォーカス性能でしょうか。
人を取るときはちょいちょい外すときがあります。
でも、そんなことが気にならないぐらいスナップにおいて圧倒的な使いやすさなので、スナップ好きの方は持っておいて損はないカメラです。
ライカとGRの使い分け
普段ライカとGRをどのように使い分けているかというと、散歩しながらスナップするときはライカ、通勤するときに持ち歩くのをGRというようにしています。
通勤のときに常に写真を撮っているというわけではないのですが、余裕があるときは、少し遠回りをして歩いてスナップ写真を撮ったりするので、その時のためにカバンに入れておく感じです。
小さくて軽いので、とにかくカバンに入れておけば、撮りたいと思った時にいつでも撮影することができて便利です。
スナップ作例 │
ということで、渋谷近辺でGR3xを使って撮った写真をいくつかご紹介したいと思います。
まずはこちら。ミヤシタパークで撮影した光と影。タイミングよく歩いている人を入れることができました。
こちらもミヤシタパーク。階段のコンクリートの質感の描写が個人的には気に入っています。
こちらは窓ガラスに写る道路と歩道を撮影しました。シャッタースピードを少し遅くして車のスピード感が出るようにしています。午前中の太陽に照らされて影の具合も良い感じでした。
続いては原宿駅。窓ガラスのところに等間隔で人が立っているシルエットを撮影しました。
こちらは原宿駅前の横断歩道。なんてことのない写真ではありますが、駅前の工事が行われていて、原宿駅がどんどん変わっていく様子を撮っておこうと思いシャッターを切りました。
GRのモノクロは本当に素晴らしく、ついついモノクロばかりになってしまうんですが、カラーの描写も素晴らしいので、最後にカラー写真をご紹介します。
ということで、今回はGR IIIxをご紹介させていただきました。